しっかり睡眠時間を取るだけでなく、睡眠の質も考慮するべきだということをよく耳にします。私自身、ロングスリーパーで比較的たっぷり睡眠を取るのですが、何故か起きても疲れている時があります。まさにそれこそが眠りの質が悪い証拠であり、時間より質を重視する必要性があることがわかります。そこで当記事では、質の良い睡眠を取るためのポイントを調べて書いてみました。
一つ目のポイントとして注目したのが、就寝前の食事習慣を見直すことです。食後間もない時間に寝ると、胃腸がまだ活発に動いている状態であり、負担がかかって眠りを妨げてしまうとのこと。身体をしっかり休息させたいのなら、就寝前の3時間前には食事を終わらせておいた方が良いそうです。また、夜食はカフェインやインスタント食品の摂取は避けるのがベターなのだとか。言わずもがな、カフェインは覚醒作用があり、眠りを抑制します。そして、インスタント食品には、食材の風味や食感、保存性を高めるリン酸塩という添加物が多く含まれています。このリン酸塩は、亜鉛の吸収を防ぎ、カルシウムを排出する作用を持っているといいます。亜鉛とカルシウムが不足すると、気持ちが不安定になったりイライラしやすくなるため、結果的に寝付きが悪くなり、眠りの質も落ちてしまうのです。
二つ目のポイントは、入眠しやすい環境を作ること。スムーズに入眠する環境を作るには、心地よい寝具を揃えて、遮光カーテン等でなるべく部屋を暗くすることが大切です。プラスアルファとして、アロマを焚くのもおすすめです。アロマオイルをティッシュに付けて、枕元に置いておくだけでもリラックスすることができます。「寝付きが悪い」「眠りが浅い」といった悩みを抱えている方は、ぜひこれらの方法を実践してみてください。